ファッションタトゥーと懲戒処分


突然ですが、Facebookでこの問題について議論してた人たちを見ていたら「自由への侵害だ!」とか色々書いてて、すごくモヤモヤしたのでそこにコメントを放り込みつつ、自分のブログにも残しておこうと思います。

議論になった元の記事

大阪市教委:入れ墨の女性学校事務職員を減給1カ月

◇上腕部や足首の計3カ所に500円玉大

 上腕部や足首の計3カ所に500円玉大などのタトゥー(入れ墨)を入れたとして大阪市教委は30日、学校事務職員の女性(23)を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。市は2012年6月に市職員倫理規則で職員の入れ墨を禁止したが、処分をするのは初めて。

 市教委によると、女性職員は「ファッションで入れたが、服で見えなければ問題ないと思っていた」と話している。学校に匿名の通報があったという。

 大阪市では職員の入れ墨が問題化し、市教委は12年6月に教職員1万7000人を対象に入れ墨調査を実施。この女性職員は調査後にタトゥーを入れたという。【山下貴史】

2014年01月30日 12時34分 (毎日新聞)
http://sp.mainichi.jp/select/news/20140130k0000e040198000c.html

個人的な見解

自由って、自分が主体的に行うことについてを言うんです。
『タトゥー入れたい』(自分の自由意見)
→ええやん(他人の自由意見)
→やめといたら?(他人の自由意見)
『タトゥー入れたわ』(自分の自由行動)

自由行動の結果に対する評価は、評価する人の自由です。
『タトゥー入れてたら働かれへん職場があるっておかしいんちゃうん』(自分の自由意見)
→タトゥーかっこええやん、そういう人求めてたしウチで働いてや(他人の自由評価)
→タトゥー入れててもええんちゃう、営業妨害になりそうやしウチでは雇わんけど(他人の自由評価)
→おかしないやろ、罰則規定あるし処分するで(他人の自由評価)
『人権侵害や!』妄想:他人の自由評価への侵害)

という感じかなと、個人的には思うのですが。
自分の自由行動に対する評価を他人に押し付けて騒いでることそのものが「自由への侵害・多様性への侵害」だという矛盾がここには存在していると思うのですが、どうでしょう。

というのをそのままコメント欄に放り込んでみました。