4日目の朝は、起きるのがとても辛かった。
朝の4時ぐらいまで遊んでいたからだ。
現地女子大生との異文化交流
3日目に料理を作ってくれたのはアンチェラという現地の女子大生だが、
その他に2人の女子大生が僕たちの家に遊びに来ていた。
元々、この家を見つけてくれて不動産のオーナーとの話をつけてくれて、
空港からこの家まで案内してくれたり、観光に連れていったりしてくれているのが、
グレンダという女の子だ。
グレンダは明らかに育ちが良い感じの子で、
服装も他の現地人と比べてオシャレな感じ。
英語が出来ない僕に気を使って、色々話しかけてくれたりするとっても良い子だ。
元々、ISAMU(ルームシェア仲間)とつながりがあってとっても良くしてもらっている。
グレンダにもISAMUにも感謝しなければならない。
もう一人、「EMO」というニックネームの女の子がいる。
その子はロックバンド好きで僕とメチャクチャ気が合う。
シャイな子だが、お酒を飲むと勢い良く話してくれる。
カルチャーショック 音楽編
ロックバンド好きなEMOは、皿洗いをしながらSimpleplanの曲を歌っていた。
僕が「あ、それSimpleplanだね!俺も好きだよSimpleplan!」と言うと、
結構話が盛り上がった。
どうやらこっちではSimpleplanが結構有名で人気があるらしい。
マニラの空港内にあるカフェでも流れていて、
その時も店員がレジを打ちながら歌っていた。
タクシーで流れるラジオでSimpleplanが流れた時も、
運転手が歌っていた。(僕も一緒に歌った)
日本でSimpleplanの曲をラジオで聴いたりするのはレアだけど、
こっちだと結構普通に流れているので嬉しい。
EMOはSimpleplan以外では、
LinkinparkやMyChemicalRomance、FallOutBoyなどが好き。
結構ジャンルが近くて嬉しかった。
カラオケに行く機会があったら、是非一緒に歌ってみたい!
カルチャーショック 日本の文化編
必殺料理人のアンチェラは、なんと「I’m OTAKU」と言う。
詳しく聞いてみると、スラムダンクが大好きなんだとか。
特に桜木と流川が好きだと。
もう少し聞いてみるとNARUTOや銀魂、ワンピースも好きだと。
ジャンプっての読んだらメッチャ喜ぶんちゃうかな、と言うと
「I know SHONEN JUMP」と言っていた。
ジャンプの知名度は半端じゃない。
BL(ボーイズラブ)とか、百合とかの用語も出てきて笑った。
こいつまさかと思って、「テニスの王子様好き?」って聞くと、
「Yes!! Shusuke Fuji!」と。
まさかフィリピンで腐女子に遭遇するとは。
日本のアニメや漫画を見まくっている影響で日本語もうまい。
「よろしくおねがいします」とかも流暢に言える。
アンチェラが日本語、僕が英語を使って会話をするというルールで話してみたら、
こんな感じになった。
アンチェラ「ナンサイデスカ?」
僕「25 years old.」
アンチェラ「ジジイ」
これは笑った。その単語どこで覚えたんだw
カルチャーショック 宗教編
こっちに来て驚いたのが、初めて話す人に「あなたは仏教徒ですか?」と聞かれること。
日本では宗教についての質問などしたこともないし、されたこともない。
こっちの人は、大体クリスチャンだ。ローマンカトリック。
実のところ、僕はこっちで生活を始めてからキリスト教に憧れを抱き始めている。
僕は、仏教徒であるつもりは一切ない。
全くの無宗教派だ。何も信仰していない。
日本にはそういう人が多いように思う。
なのに、何故正月には初詣に行かなければいけないような雰囲気があるのだろう。
何故、葬式は「なんみょーほーれんげーきょう」なのだろう。
その割には何故、クリスマスを祝うのだろう。
僕はここ数年、初詣に行っていない。昔から嫌いだったのだが、
昔は親に連れられて初詣に行くので断ることができなかった。
大人になってから、誰に誘われても断るようになっていた。
葬式に関しては、故人の宗教に依存するものなので特になんとも思わないが、
去年祖父が他界した際に「お前もこの墓に入るんだぞ」と言われ、
なんだかゾクっとしたのを今でも鮮明に覚えている。
「なんで俺も暗黙の了解で仏教みたいな感じになってんの?」
「俺、自分の葬式はこーゆー感じでしたくないんだけど」
「俺の墓は別の場所に作る」
こういった気持ちが思わず言葉に出たりもした。
じゃあ、どーすんのよ?という答えは無い。
ただ、キリスト教の教会は純粋に心が洗われる感じがする。
まだそのレベルだから、もう少し色々調べてみたいなぁと思う。
あ、創価学会には絶対入らないので勧誘してこないでくださいね^^