Facebookを企業が活用していく理由付けが終わったところで、
「よっしゃFacebookページ作るで!」っていうのはちょっと焦りすぎです。
しっかり準備するということを忘れてはいけません。準備が一番大事です。
ソーシャルメディアを使いたいと言い出して突っぱねられるパターン
・炎上したら怖いからヤダ
・機密情報漏れたら怖いからダメ
・費用対効果は?ねえ、費用対効果は?
ソーシャルメディアの推進をしようとして出てくる弊害は、上にあげたようなところ。
他にもあるかもしれません。今、パッと思いついたところです。(適当でごめんなさい)
これについて1つずつ対応していきましょう。
炎上したら怖いからヤダ
炎上するのには理由があります。
そのメカニズムも解明されています。
・自分たちのミスに起因するもの
・言いがかり
この2種類です。
自分たちのミスに起因するものについても、パターン化されています。
その炎上のメカニズムに基づいて、ソーシャルメディアポリシーを策定することにより、
自分たちのミスに起因する炎上を防ぐことは可能です。
あとは言いがかりによる炎上ですが、これは防ぐことは出来ません。
でも、ソーシャルメディアを真摯に運用していくことで味方を増やせば守ってもらえます。
ソーシャルメディア上にいるのは「敵」ではありません。
「味方」になってくれるかもしれない人達の集まりであると考えましょう。
機密情報漏れたら怖いからダメ
確かに、企業の機密情報が漏れることは絶対にあってはなりません。
しかし考えてみてください。メールを使っていない企業は無いはずです。
メールでも機密情報が漏れるリスクはあります。
では、どうやって機密情報を漏らさないようにしているのか。
恐らく、各社で社内規定なるものが策定されているはずです。
同じようなルールをソーシャルメディア用に策定することで防ぐことが可能です。
また、運用メンバーの選定も重要です。
ソーシャルメディアに慣れ親しんでいる人を登用するか、
もしくは教育によって慣れ親しんだ人を選定していくことでリスク低減を図ります。
費用対効果は?ねえ、費用対効果は?
ソーシャルメディア施策に関して一番のネックになるのが費用対効果です。
よく言われるのが、
ソーシャルにお金はかからないけど、ソーシャルメディアの運用には人件費がかかる。
その費用に対して効果を出すことは難しい。
ということです。
これに関してはその通りで、ソーシャルメディアの運用には時間がかかります。
即ち、人件費がかかります。それに見合った効果も現時点(2011年)では出すのが難しいです。
そこで必要になってくる考え方が、既存メディアとの連携です。