運用ビジョンについては、出来る限り明確に提示したいところです。
下準備に時間はかかりますが、準備は本当に大事なので根気よくやりましょう。
運用計画を立てる
まず、担当者の選定やソーシャルメディアポリシーの策定、
運用ルールの検討や評価指針の検討など、色々やることがあります。
私は約1ヶ月で準備を全て終えるという計画表を提示しました。
しかし、やはり新しい分野なので想定外のタスクも出てきます。
私は1ヶ月で準備を全て終えて本格運用に移る予定でしたが、
実際は本格運用をしながら現在も準備を並行して続けている状況です。
運用に必要な準備だけでなく、これから担当者が交代した時のことを想定した準備です。
運用が属人化してしまわないように、一定の考え方やマニュアルを用意する必要があります。
これらは新しい事にチャレンジすればするほど増えていくものになりますので、
最初からある程度のタスク量は想定しておく必要があるかと思います。
運用メンバーの選定
計画表を提出し、Goが出れば早速運用メンバーの選定です。
ここを間違えると後々困ると思うので、慎重に選定しましょう。
重視したポイントは下記の3点です。
・普段からソーシャルメディアに慣れ親しんでいる(誤操作などのリスク低減)
・ネットスラングなどに耐性がある(誤認識、誤回答のリスク低減)
・各部門からバランスよく選ぶ(社内との連携スピードを重視)
この辺は外したくないポイントなので、社内アンケートで調査を行いました。
ソーシャルメディアを使っている頻度や、ネットスラングへの理解度を把握し、
バランスよく選定したつもりです。現在もメンバー選定は正解だったと自負しています。
ソーシャルメディアポリシーの策定
メンバーを選定したら、早速ソーシャルメディアポリシーを策定します。
ソーシャルメディアポリシーの策定においては、広報担当者とも連携を取りながら進めましょう。
基本的な広報の対応スタンスとズレが生じると、会社としての対応にズレが出てしまいます。
ソーシャルメディアポリシーについては、公開している会社も多いです。
企業によって色々事情がおありでしょうから、他社のポリシーも参考にしつつ、
自社の色を入れ込んでいけば、大きく外すことはないと思います。
運用ルールの検討
そして、運用するプラットフォームごとにルールを決めましょう。
Twitterで言えばフォローポリシー(フォロー返しのルール)などを決める必要があるでしょうし、
Facebookで言えば、自社のFacebookページとの付き合い方を決める必要があるでしょう。
やりたい方向性によって千差万別になるポイントだと思いますので、
しっかりチーム内で検討していくことが必要ですね。